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 2024年4月20日(土曜日) 13:12 JST

京都新聞より 効率化の果て

   
日記京都新聞 2006.11.29 夕刊
経済難民 いざなぎ超えの陰で 第2部 効率化の果て
を読む。

「朝七半すぎ、東京都国分寺市の住宅街を南北に走る通称国分寺高校通り。幅四メートルもない狭い通学路を、道路ぎわの壁に体を擦りつけるようにして子どもたちが登校する。すぐ横を、配送車やトラックがスピードを落とさずに次々に走り抜け・・・」
記事前半抜粋。

記事を読んで思うのは、お客様と消費者、この二つは、実は別物ということだ。

記事では配送車を近くのコンビ二、セブンイレブンを例に挙げている。
コンビニの配送車というとどれくらいだろう、2トン以上のトラック辺りか、そして、幅四メートルに満たない生活道路。
正直、こんな狭い道を走るのは異常なことだと思う。
つまりは、渋滞を避けるため、そして、決まった時間にコンビニへ配送しなければならないためである。

記事の終わりに実態調査をした埼玉大大学院久保田尚教授の言葉として、
「配送車に子どもの安全を脅かされている住民も、コンビニで作りたての弁当を食べたい人も消費者という点では同じだ」と結ぶ。
企業は、少なくとも現場では、どこで買おうとするか顔の見えない消費者よりも、店の棚から商品を買ってくれるお客様を優先する。
近所の住民の事など真には考えていない。片思いのようなものだ。
大切のことは企業に配送車の回数を減らすなど自粛を希望してはならない、無為であるし、また、売上が下がったら保証せよと言い出し兼ねない。そしてまた、出来立てのお弁当を食べるという贅沢を覚えてしまったお客様に我慢しましょうなどと言っても仕方がない、所詮は他人事である。

一番の解決策は生活道路を時間帯によって進入禁止にするか、ジグザグに街路樹を植える、もしくは、ハンプ、道路中央に小さな山を作り、減速しないと車が撥ねて運転者が天井に頭をぶつけてしまうなどの、強制的に減速せざるおえない仕組みを作るということだ、その上で、道路とは一体何なのか、考え直してみるべきだと思う。
 

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